五十肩FROZEN SHOULDER

五十肩

五十肩・四十肩は正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節周辺の炎症によって痛みが生じます。
安静時でも痛みが続くことが多く、動かすとさらに痛みが強まります。
痛みの範囲は肩だけでなく、肩甲骨周辺や肘付近まで広がることもあります。

お悩みありませんか

  • 痛くて腕が上がらない
  • 背中に腕が回らない
  • 肘や腕のほうまで痛みがある
  • 何もしていないのに肩まわりが痛い
  • 夜になると痛くなる
  • 他の整体やマッサージで効果がなかった
  • 病院での治療も改善が見られない

「五十肩」「四十肩」について

五十肩

実は、五十肩や四十肩は、病名ではありません。正式には「肩関節周囲炎」という病名で、五十肩や四十肩は、発症する年代に合わせていうことがほとんどです。
肩関節周囲炎の名前の通り、肩関節の周りが炎症を起こしている状態ですが、炎症の程度や範囲によって、症状の出方は様々です。

五十肩や四十肩は、安静時痛といって、何もしていなくても痛いというのが、続くことも多くあります。
これは、肩関節の周りが炎症を起こしているからです。もちろん、炎症を起こしているので、動かしても痛いです。

痛みの場所は、肩関節の前側や肩甲骨の外側、背中、肘付近までの腕など様々です。肩だけでなく、肘や腕がジンジンと痛んだり、肘を曲げると痛いなど腕のほうまで痛みが出ることもあります。

特に特徴的なのは、結帯動作・結髪動作での痛みです。これは、帯や髪を身体の後ろで結ぶ動作をするときに、痛みが生じることが多いです。
腰に手を当てる程度で痛くなったり、お風呂で髪を洗う動作で痛みがでる人もいます。

手が後ろまでしっかり回らないところで、痛みが生じ、日常生活に支障をきたすほどになることもあります。
また、夜に痛みを生じる方が多いのも特徴です。

「五十肩」「四十肩」がおきる原因

何らかの形で、首や肩まわりの筋肉に負担がかかり続け、その蓄積によって発症することが多くあります。
筋肉へのダメージとなるものには、打撲や捻挫などの怪我や、猫背などの姿勢、毎日の動作があります。
ただ立っているだけでも、姿勢が悪ければ、それだけで負担になってしまいます。

関節の可動域が狭くなり、動きが悪くなることも、原因であることがあります。
関節の動きが悪いと、筋肉もそれに合わせて動く必要があるので、通常とは違う形で筋肉に負担をかけることになるからです。
1日だけでは、大きな差はありませんが、年月が経ち蓄積すると、大きな差となってきて、五十肩や四十肩の痛みが現れるようになるのです。

肩関節の周囲が炎症を起こしているのが、五十肩や四十肩です。一方で普通の肩こりは、ただ筋肉疲労によって、血流が悪くなることが原因です。
肩こりでは、腕は通常通り動かせますが、五十肩や四十肩は、炎症によって肩関節の動きが悪くなることが多く、腕が動かしにくくなるのが大きな違いです。