脊柱管狭窄症KYOUSAKU

脊柱管狭窄症

高齢者の10人に1人は脊柱管狭窄症と言われており、珍しい病気ではありません。
腰や足などの下肢に痛みやしびれを感じることが主な症状です。
前かがみになると改善しますが、反対に背中を反ると痛む方やつらいのも脊柱管狭窄症ならではの症状です。

お悩みありませんか

  • 腰から脚に痛みやしびれがある
  • 腰の痛みで長い距離を歩くことができない
  • 途中でしゃがんだり座らないと歩けない
  • 痛み止め薬やブロック注射が効かなくなってきた
  • 病院で手術しかないと言われた
  • 他の病院や整体では効果がなかった
  • おしっこの出が悪い、尿もれや便秘がある
  • 冷えや、足に感覚の異常がある

脊柱管狭窄症について

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は、腰や足などの下肢に痛みやしびれを感じることが主な症状です。
ずっと痛みやしびれを感じているわけではなく、座って休むことや前かがみになることで症状が改善します。
前かがみになると改善しますが、反対に背中を反ると痛む方やつらいのも脊柱管狭窄症ならではの症状です。

60〜70代の方に多い病気で、50代を過ぎると徐々に患者数が増えてきます。
高齢者の10人に1人は脊柱管狭窄症と言われており、珍しい病気ではありません。

末梢動脈神経症でも、同じように歩くと腰や足の痛みやしびれがありますが、こちらは立ち止まるだけで症状の改善が見られます。
脊柱管狭窄症は立ち止まるだけでは、症状の改善が見られず「前かがみになる」か「座って休む」ことで症状が改善するものです。
もし立ち止まるだけで症状の改善が見られた場合は、脊柱管狭窄症ではなく末梢動脈神経症かもしれません。

脊柱管狭窄症は、主に「馬尾型」「神経根型」「混合型」と、神経が圧迫された場所によって3つに分類されます。
「馬尾型」は脊柱管の中心部である馬尾神経が圧迫されたものです。
主な症状は、両方の下肢の痛みやしびれ、異常感覚、排尿障害などが挙げられます。

「神経根型」は、馬尾神経から分岐した神経根が圧迫されたものです。主にお尻から下肢に向けての痛みやしびれがあり、両方ではなく片側のみ感じます。
「混合型」はどちらの症状もあるものです。

脊柱管狭窄症がおきる原因

脊柱管狭窄症

背骨の内側には「脊柱管」という神経が通る管があります。
この脊柱管が狭くなってしまい、神経を圧迫してしまう病気が脊柱管狭窄症です。
神経を圧迫することで血流が悪くなり、下肢にしびれや痛みを感じます。

加齢による姿勢の悪化や筋力の低下が原因となることが多く、60〜70代の患者が多いのが特徴です。
しかし高齢者の病気というわけではありません。

重い物をよく持つ仕事をしている方、姿勢が悪い方は骨や靭帯の変性・椎間板の突出が起こりやすいため、年齢が若くても発症する可能性はあります。
すべり症と言われる背骨のズレや、椎間板ヘルニアが原因で脊柱管狭窄症になることもあるのです。

姿勢の悪化や筋力の低下が原因となることが多いため、日ごろから良い姿勢を意識することや、適度な運動をして筋力の低下を防ぐことが脊柱管狭窄症の予防となります。
重い物を持って背骨に負担をかけすぎることも、できるだけ行わないようにしましょう。
仕事などで重い物を持つ場合は、背骨の負担にならないように荷物を持つ姿勢に気を付けるだけでもいいです。